TDS3034 NVRAM交換


はじめに

2006年中古(ebay)購入のオシロです。
リアルタイムクロックが止まったため、Time keeper RAM(NVRAM)を交換しました。
テクトロのマニュアルによると、このチップには時刻、RS-232設定、言語選定が記憶されているだけなので、交換しなくても測定上の不具合は無いと思います。(テクトロ文書ID 071-1722-00)



DALLASチップがNVRAM。型番はDS1742W-150です。

メイン基板全景。かなり小さく、集積度が高いです。
合理的、丁寧に設計された基板だと感じます。

半田除去器を使って取り外し。
スルーホール多層基板のため、除去器がないと基板を傷める可能性があります。
当方はデンオン機器のSC-7000Zを使っています。

半田直付けはやめ、ソケットを使います。

交換品はamazonで購入。意外なものがありました。
型番末尾の120,150はグレード(スピード)なので、速いものを使うぶんには問題ありません。
取り外したチップデートコード9935は99年の35週、交換品は11年の24週です。
このチップはディスコン品なので、次第に入手困難になるものと思います。

ICソケットを使っても干渉しません。
この青色トレイ部分にはコミュニケーションモジュールが入ります。

電源投入。変な表示になります。時刻はインクリメントしていません。
DS1742のデータシートによると、秒レジスタの最上位はクロック発振停止ビットになっています。
オシロはビットマスクせず表示しているのでしょう。

現在日時をセット。動き出しました。
電源を切っても維持されています。
NVRAM内蔵リチウム電池は容量をキープするため出荷時は切り離されており、最初に電源投入された時点で投入されるとのこと。
この先10年は持つと思います。


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Created: 2017/05/02