各部の波形

左:マスタクロック出力(3ステート出力側/右:マスタクロックダンプ抵抗後

左:シュミットにより矩形波が現れる。しかし伝送路がマッチングしていないため、リンギング気味である。
高速デジタル回路の波形はどれもこんなもんか?
右:ダンプ抵抗(100)後はリンギングが取れ、波形の尖りがなくなる。やはりノイズ対策や誤動作対策として、ダンプ抵抗にはそれなりに意味がある。
 

1KHz正弦波/0dBの出力時の波形
(デジタル信号源がないため、オシレータ出力をDATで録音したものを使用。矩形波も計測したいところだが、若干現れるリンギングがADコンなのかDAコンなのか判別できないのでやめ。)

左:第1LPF通過後/右:第2LPF通過後

左:ノイズシェーパにより、オーディオ帯域外に大きなノイズ成分があるため輝線が太い。
右:差動アンプで加算するため、波形が大きくなる。(差動アンプはゲインをもっているので、x2ではない)また、これ自体がLPFにもなっているため、輝線はさらに細くなるが、まだノイズが残っていることがわかる。

第3LPF(π型)通過(オペアンプ増幅後の出力端)

2段π型LPFの急峻なカットオフ特性(-36dB/oct)によりノイズは遮断され、輝線が十分に細くなっている。
オペアンプで約2Vrmsになるよう増幅する。

測定器:IWATSU SS-7821



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