部品配置でケースの基本的な外形が決まってくる。今回はパネルの大きさを小さくするため、長細い箱になった。
他のパーツと干渉しないように各コネクタの位置を決める。これにはCADが大いに役立った。
基板の設計にもいえることだが、入力から出力へ向かって一筆書きできるのが望ましい。交差は良くない。
CADにはフリーのJWCAD(Windows版)を使用した。Windows版でのライブラリ化がよくわからなかったが、電源トランスやRCAジャック、IEC電源コネクタなどはライブラリしたほうが良い。すべて実寸で入力する。他の部品との干渉がCAD上で確認できるので便利である。
ケース全体配置
フロントパネル
シャシはMJ誌でおなじみのエヌテクノロジーに発注した。
JWCADデータ(dac.jww)