組立


再生出来るパーツは古い基板から抜き取ってます。あとはひたすら半田付するのみです。
Olimexの基板は半田メッキの上にレジストが載っているので、熱でメッキが溶けてレジストが浮きます。何でこうなっているのかは不明ですが、これは本来NGです。手半田ならまだしも、自動機の半田漕に浸けたらどうなるのでしょうか。レジストが全部取れて、レジストの機能は失われます。次回何かOlimexに頼むときに、何でか聞こうと思います。

DIR基板

VCXO周辺は真鍮でシールドを掛けてます。光るのでフラッシュで飛んでしまっています。

PLL/VCXO拡大

左部が位相比較とLPF、右部上から32K、44K、48K用VCXO。再設計にあたり、シールドケースを被せるようにしています。本当はフタもつけたほうが良いです。シールドケースは0.15ミリ厚の真鍮板です。これならハサミでカット出来ます。

DAC基板

DAC電源のアナ/デジのデカップル用に、チョークコイルを追加しました。
それ以外は前基板と同一です。

このように接続され、真ん中で折り返して2階建てにしてます。

こう見ると、DACにしては部品点数がかなり多いことがわかります。74系のICが10個以上有り、もし回路からまた再設計するのなら、今ならばCPLDを使うと思いますね。少しずつ自作でもツールや環境が進化していると言うことです。

組立後に電源投入するのはちょっと緊張しますね。鳴るかどうか...
上の状態で、実験用電源から電源供給して鳴ることは確認できました。ホッとします。
VCXOの再調整のあと、ケースに戻します。



今度こそ、完成です。オペアンプはまた4580からOPA2604に変えました。様子見ということにしています。グリーンレジストの基板は見栄えもよく、電源系の基板も作り直したくなる衝動にかられます。


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