6CA7 PP ステレオアンプ

昔若松でキットで売っていたもの。徹夜して一晩で作った。
初めて作った球アンプだが、今考えるとなかなか豪勢なパーツになっている。

終段:GEの6CA7(いわゆる太管 今買うと相当高い @1万以上)
トランス:全部タンゴ製
抵抗:終端カソードの金属皮膜をのぞき全部リケノーム
フィルムコン:ERO

 

構成

 12AX7(入力) - 12AX7(位相反転) - 12AU7(カソフォロドライバ)-6CA7(終段)

出力

 25W 無理をしないかなり控えめな動作 B電圧約370V

トランス類

電源 タンゴME-275
チョーク タンゴCH-5-300D
アウトプット タンゴFW-50-5

f特

さすがコアボリュームが十分なので1Wだと10Hzまでフラット、実際は1Wだと1Hz程度までフラットなのかもしれない。これより下は測定器が対応していないので無理。トライオードのときと同じ場所にピークがある。測定上の問題じゃないのか??

PPだと直流磁束がトランス内部で相殺されるため、シングルよりもそれだけで有利なのだと思う。

音質

 2A3シングルにくらべると「クール」。オケを鳴らすと、明らかにスケールは2A3シングルより大きい。


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