今更作る5球スーパー

真空管機器は外から見ていかにも動いているという感じがする。ヒーターの光がそう思わせるのだ。このところオーディオ界では球流行りで、211や845など古めかしい直熱三極管なども旧共産圏を中心にリバイバルされて入手は楽になっているが、ラジオ用となるとそうはいかない。もはや球ラジオは過去の遠い世界の産物なのだ。しかし、入手難となると余計に作りたくなる。で、今更5球スーパーを作ってみようということになった。

・真空管一式
 
数年前、譲ってもらったST管の5球スーパーの真空管一式。本体は引っ越しなどでどたばたしていた際に捨てられてしまった。(完動だったのにもったいない。)球は保護のため別管理されていて助かった。
上が6E5(マジックアイ。無くても動作上問題なし)、左から6WC5(発振&混合の7極管)、6D6(中間周波増幅)、6ZDH3A(検波)、6ZP1(低周波増幅)、12F(整流)。

どれも古そうな真空管だ。これらの球は中古なら入手はそれほど困難ではないだろう。うまくいけば新品が手に入る(一概には言えないが@4000円くらいか)。古そうだがテカテカなゲッターが真空度の高さを物語る。

・IFT入手
スーパーには欠かせない中間周波トランス(略してIFT)である。大きさからしてもST管用だ。(トップグリッドの6D6はこのIFTのケース頂部から接続する。)シールドケースは外して磨いたため、非常に綺麗になっている。中のコイルも軽く掃除しておいた。2つともテストしたがきわめて良好な特性を示した。ケースにはSANYO ELECTRICと書かれている。(しかし、トランジスタ用のIFTがサイコロ大であることを考えるとでかいよなぁ〜。)2つで3800円(ちと高い)。部品探しの難関が一つ突破できた。残りのコイル(発振とアンテナ)とバリコンが残る難題である。

・現在探しているパーツ達

 発振コイル、アンテナコイル
 バリコン(2連、430pF)
 トランス(電源、OPT)
 あと、CR類(←どこでも手に入る)



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