OBSSアルミケースの製作

昨年12月の購入時から最大の懸念だった発熱問題を解決すべく、アルミケースを製作してみた。当方アマチュア無線もやっているので、OBSSの無シールドからくるノイズの多さにも困っていたので、金属シールド効果も多少は期待がもてるかも。

アルミ板をコの字型に曲げたアングルを作り、その間にOBSSを挟み込んだ。さらにアングルをケースにしっかり固定してみた。ケースとアングルの間にはシリコングリスをたっぷり塗り込んである。OBSS挟み込み接合面にもシリコングリスを塗りたいところだが、汚くなるのでとりあえずやめておいた。OBSSの最大の発熱源はCPUで、その熱をケースまで伝導してしまおうということ。上記、ねじが1つ足りないのは、手持ちが無かったためです。

アルミケースに穴をあけるのは結構骨が折れます。大穴は4ミリ程度のドリルで穴をあけ、リーマでひろげ、ハンドニブラでだいたいの形にしたあとヤスリで仕上げています。PCMCIAの穴はハンドニブラが入らないので、ドリルで内接した穴をあけ、あとはヤスリで仕上げています。ケースパネル面なら、慎重に作業しますが、これは背面なので、いい加減に仕上げています。文字入れもマジック。

気になる放熱効果なのですが、結構いけるようです。今まで、Xのフルコンパイルなど長時間のコンパイルをすると、1時間程度でハードディスクからかなりヤバそうな音(ウィーン、ウォン・ウウ....)がし始めるため、OBSSケースを解放しないと危なかったのですが、そういうのは無くなりました。このヤバい音がする時は本体は超高温で、まともに触れないほどでしたが、今は十分触れます。最大温度は20度程度は下がっていると思います。ファンなしでも良さそうです。

気になる制作費は割と安いです。ケースたぶん500円くらいだったのではないかと思います。アングルにしたアルミ板は130円です。全部でも1000円かかっていないはずです。作る手間はかかりますが、費用はかなり安いと思います。製作時間は当方の場合約1.5時間でした。

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