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Armarilloとは、Atmark-technoさんの組込用コンピュータの呼称です。名刺サイズより小さいボードにarm9 CPU、FLASH ROM、SDRAMを載せてあり、CPU自体がEther,USB,UART,GPIO等を持っていますのでいろいろ使えます。OSにはlinux kernel-2.6xを使用していますので、linuxの資産が使えます。
ここではArmadillo開発ネタを記載しようと思います。なお、当方が持っているのはarmadillo-220ですので、armadillo-220が対象となりますが、armadillo-2x0シリーズはIO周りが違うだけでほとんど同じですので、一部手直しなどして使えると思います。armadillo-9などはどうかわかりませんが。
なお、これら資材は非公式ものです。atmark-technoさんへ質問などしないようにお願いします。言うまでもなく、すべて自己責任ベースとなります。
オリジナル開発環境のカーネルは2.6.12と古いため、比較的新しい2.6.2Xのカーネルを使用するためのパッチです。これにより新たにカーネルツリーに追加されたドライバや一部古いカーネルで動かない(ビルドもできない)ドライバが動くようになります。素のカーネルに対してパッチ当てしてください。
2.6.24.4 パッチを追加しました。
こちらからどうぞ kernel-patch
組込の場合、ほとんどのターゲットはPCに比較してかなり非力なので、クロスコンパイルが基本となります。ところが、すべてクロスでうまくいけば何の問題も無いのですが、中には 簡単にクロスコンパイルできないパッケージが存在します。これらでもMakefileをいじるなどすればビルドできますが、一晩ほっておいてセルフビルドすればあれこれいじる手間が省けます。
使い方
export PATH=/self-tools/bin:/self-tools/arm-linux/bin:/self-tools/sbin:${PATH} export LD_LIBRARY_PATH=/self-tools/lib:/self-tools/arm-linux/lib:${LD_LIBRARY_PATH} |
こちらからどうぞ self-tools (サーバ容量不足で公開中止)